金時しょうがとは、日本の風土に合わせて独自改良された「しょうが」のことです。
大きさは通常のしょうがよりも小ぶりですが、しょうが独自の有効成分「ジンゲロール」が、通常のものに比べ約4倍も含まれているという特徴があります。
たっぷりと大地の養分を吸収して育つため、同じ畑では7年に一度しか栽培されないこと、栽培にとても手間がかかることなどから、非常に貴重で、あまり一般に出回ることないまさに「しょうがの王様」と呼ぶべき品種なのです。
金時しょうがに含まれるジンゲロールの効果をひと言であらわすと「カラダを温める」ことです。つまり冷え性の改善に、非常に効果的だといわれています。
カラダを冷やす=血行不良の原因には、体内でつくられるプロスタグランジンというホルモンが関係しています。
プロスタグランジンは血行を収縮させ、血行不良を起こすのですが、ジンゲロールにはその作用を抑制し、血管の働きを助け、血流を改善させる作用があります。
そのため、カラダの冷えが改善され、全身を温めることができるのです。
また、冷えを改善することで基礎代謝がUPするため、ダイエット効果にも注目を集めています。
基礎代謝がUPするということは、普段通りの生活を行っていても、太りにくく痩せやすい、理想の体質になるということ。
運動と組み合わせることで、その効果は何倍にもなります。
さらにジンゲロールには、コレステロール値を低下させるという作用もあるため、メタボリックシンドロームの改善にも力を発揮してくれるのです。
その他にもアンチエイジング効果や免疫力の向上などの効果を持つジンゲロール。
カラダの冷えやぽっちゃり体型が気になる方、その他、様々な不調を抱える方は、ぜひ一度、金時しょうがのパワーを取り入れてみてはいかがでしょうか?