葉緑素食品
「葉緑素」とは植物や藻類などに含まれる緑色の色素でクロロフィルとも言います。「葉緑素(クロロフィル)」は染色体異常の発症を抑制するという研究報告が出ています。
つまりこれは「葉緑素(クロロフィル)」には発ガン防止効果が期待出来るということになります。この他の働きとして、コレステロール値を下げ、血中脂質を正常にするうえ、「葉緑素(クロロフィル)」のひとつである有機ゲルマニウムが酸素を身体中に送り届ける作用があり、貧血の改善に繋がることなどがあります。
この「葉緑素(クロロフィル)」を健康食品としたものに「クロレラ」、「イチョウ葉エキス」、「クズの葉」、「大麦若葉エキス」などがあります。「クロレラ」は緑藻類クロレラ科の淡水性単細胞藻類で、タンパク質、豊富な葉緑素、カルシウム、マグネシウム、鉄、ビタミン類、ナイアシンなどを多量に含む、バランスの取れた栄養補助食品です。
しかし、過剰に摂取することで皮膚障害を起こす可能性があることが報告されており、注意が必要となります。
「イチョウの葉エキス」はフラボノイドなどの成分が多く含まれており、錠剤や顆粒状、カプセルなど様々な形体での商品化がされています。ほとんどのものにビタミンやミネラルが添加されているので、きちんと成分表示のあるものを選ぶと良いでしょう。
「クズの葉」は各種ビタミン、ミネラルと共に葉緑素が豊富に含まれています。「クズの葉」とは別に「クズの根」は薬品(葛根湯など)として扱われているため健康食品には使用することができません。「大麦若葉エキス」にはほうれん草の30倍以上のビタミンCや10倍以上のカルシウム、6倍以上のβ-カロチンなどが豊富に含まれています。