お茶
健康食品としてのお茶は、飲むことで健康を向上させ、維持する効用効果が期待できるお茶です。健康茶で本当に健康になれるのかというと、実は気分だけかもしれません。しかし、病は気からということわざもあるとおり、気分が改善されるならそれも健康への第一歩だと言えるのではないでしょうか。
烏龍茶(ウーロン茶)は強い抗酸化作用があると言われるポリフェノールや覚醒、胃液分泌促進、体脂肪の燃焼促進の作用のあるカフェイン、解毒、殺菌の作用のあるカテキンが含まれています。柿の葉茶はビタミン類を豊富に含み、血圧降下作用、悪玉コレステロールの排泄、利尿、止血作用などがあります。
ギムネマ茶はインドに生息するギムネマシルベスタの葉から抽出したギムネマ酸を含む抽出物と天然の多糖類、プルランが主成分です。ギムネマは小腸の酵素の働きをブロックする働きがあるため、糖尿病や肥満の治療に効果があるとされています。
どくだみ茶は昔から毒消しの妙薬として知られており、毛細血管を強化する働きがある他、過剰なナトリウムを排出させてミネラルバランスを保ち、強い抗菌作用もあります。ハトムギ茶の原料のハトムギは栄養価が高く、昔から養命薬として健康増進に用いられていました。特に、子実に含まれる蛋白分解酵素が体内の病的老廃蛋白、つまり病的細胞を分解することが注目されています。
杜仲茶は心臓や肝臓などの負担を軽減し、むくみをとり、血行障害に有効であることが分かっています。それは杜仲茶の有効成分が体内の不要な水分や塩分を排出する働きがあるためです。これら健康茶は即効性を期待出来るものではありません。毎日一定量を着実に飲み続けることが必要となります。